アスク出版の協力を得て「入門・やさしい日本語」を核とした企画を2つ立ち上げます。
1)「入門・やさしい日本語」認定講師養成講座(にほんごぷらっと主催)
2)「入門版・やさしい日本語の手引き」(株式会社ダンクとの協業)

1)「入門・やさしい日本語」認定講師養成講座(にほんごぷらっと主催)
にほんごぷらっとの主催により、「入門・やさしい日本語」に準拠した公式ハンドアウトを使った研修を行える講師を全国に養成します。詳しくはにほんごぷらっとのページをご覧ください。
2)「入門版・やさしい日本語の手引き」(株式会社ダンクとの協業)
株式会社ダンクとの協業で、自治体や国際交流協会や、企業内部研修など向けに「入門・やさしい日本語」に準拠したやさしい日本語の手引きを、安価な形で制作・ご提供します。詳しくはダンク社のリンクをごらんください。電通グループ各社にご依頼いただく場合は各社、それ以外は株式会社ダンクが窓口となります。
企画のポイントは以下の通りです。
A:「ハンドアウト」と「手引き」はほぼ同様の内容で、「口頭のコミュニケーション」および「なぜやさしい日本語が必要か」に特化したものです。一般の住民の方々が最初に学ぶ心得として適しているだけでなく、窓口業務にもすぐに使えます。
B: 講座の受講者は日本語教師有資格者の方に限定し、Zoomを使って全国に地元のやさしい日本語のリーダーとなる方を養成・認定します。アスク出版のウェブサイト上に修了者として名前を掲載するだけでなく、公式ハンドアウトには各修了者の名入れをし、地元での活躍を促進します。
C: まず研修から始めたいという自治体や団体の方は、認定講師によるワークショップから始めることをお勧めします(公式ハンドアウトはデジタルの形での配布は禁止です)。ワークショップをきっかけとして、認定講師を地元の頼れる存在として、情報の書き換えやアドバイスなどの業務もご依頼ください。
なお、「入門・やさしい日本語」書籍自体を使ったワークショップや、書籍内容の引用などを制限するものではありません。「公式ハンドアウト」を使用した研修は、それに名入れしてある認定講師のみが実施できる、ということです。
D: 都道府県など広域に渡る団体・組織で、本格的にやさしい日本語を広めていきたいというところには、主要な内容部分はハンドアウトとほぼ同様で、練習問題などを充実させた手引きをPDFの形でご提供します。何部でも印刷して結構ですし、PDF全体のネット上での公開も可能です。表紙などはご依頼者のニーズに合わせてカスタマイズし、全体としてはご依頼者が発行した形式となります(ただし著作権は放棄されず、非独占的な使用権が設定されます)。
E: 「入門版・やさしい日本語の手引き」は、認定講師が使用する公式ハンドアウトとほぼ同じ内容ですので、認定講師は手引きをもとにした研修も実施することが可能です。
なお、認定講師以外の方が手引きをもとに研修を実施することを制限するものではありません。
詳しくは当研究会ウェブサイトを通じてお問い合わせいただくか、各社にお問い合わせください。
