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やさしい日本語ツーリズム研究会とは

「やさしい日本語ツーリズム研究会」は、日本語教師養成講座大手ヒューマンアカデミー(株)の協賛による、「やさしい日本語」の社会普及を目指すプロジェクト推進組織です。

福岡県柳川市の「やさしい日本語ツーリズム」事業との連携する形で、当研究会は2016年8月18日に荒川洋平東京外国語大学教授を座長とした産学連携プロジェクトとして発足しました。防災減災や行政情報の言い換えなどで研究が進んでいた「やさしい日本語」を、主にインバウンドの「ツーリズム」の視点からも活用することを社会に提言し、「やさしい日本語」が新たに世の中に注目されるきっかけを作りました。

2017年4月1日からは、立ち上げ時からのメンバーであり観光接触場面での談話分析の第一人者である東海大学の加藤好崇教授が代表となり、「ツーリズム」における「やさしい日本語」の活用提言をさらに押し進めました。2018年7月には東海大学の藤田玲子教授と共著で「やさしい日本語とやさしい英語でおもてなし」(研究社)を上梓しています。

本プロジェクト全体のプロデューサーで、日本語教育能力検定試験合格者でもある吉開章事務局長(電通)は、故郷柳川市での事業に取り組む一方、インバウンドだけでなく国内多文化共生の領域でも積極的に啓発活動し、研究会メンバーである横尾嘉信クリエーティブディレクター(横尾嘉信事務所)とともにメッセージビデオを公開。講演や寄稿などを通じてやさしい日本語の一般市民普及による社会変革を提言し、結果多くのメディアに取り上げられました。

本研究会メンバーであるMATCHAの青木優代表は、訪日観光客向けWebマガジン「MATCHA」で、本プロジェクト参加以前からコンテンツの多言語化の一環として「やさしい日本語」の記事を掲載し、世界中の日本語学習者・日本ファンから支持を得てきました。柳川での事業にも参画するなど、「やさしい日本語ツーリズム」をコンテンツ側から支えてきました。

協賛社であるヒューマンアカデミーは2017年から日本語教師向けの「やさしい日本語指導者養成講座」講座と、通信講座「日本人のための「やさしい日本語活用講座」を開講しすでに多くの修了生を輩出、各地の観光従事者や市民向け「やさしい日本語」研修会に講師を送り込んでいます。

ヒューマンアカデミー「やさしい日本語指導者養成講座」 開講スケジュール

通信講座「日本人のための「やさしい日本語」活用講座

2018年、政府骨太方針で外国人労働者受け入れを拡大する一方、国内外での日本語教育の強化を国の責務とすることが閣議決定されました。2018年臨時国会では超党派の日本語教育推進議員連盟による日本語教育推進基本法が提出・成立する見込みであり、骨太方針における日本語教育整備推進の法的裏付けとなります。

これらの政策では外国人と日本人のコミュニケーションが課題となっている以上、外国人への日本語教育機会提供を強化するだけでなく、日本人側が初学者にも分かりやすい「やさしい日本語」を実践していくことが求められます。 当プロジェクトは「ツーリズム」の視点から始めましたが、推進力のある啓発活動に自治体、団体、NPO、日本語教育関係者などから評価をいただき、関係者との連携を深めることにより活動領域を「やさしい日本語の一般市民普及による社会変革の提唱」に拡大してきました。

2018年9月30日をもって東海大学加藤代表がご勇退されることとなりました。政府方針を受けた今後の社会・行政・企業などの動きに柔軟に対応し、様々な関係者とのさらなる連携を推進していくため、少人数にはなりますが10月1日に吉開章事務局長が代表代行として着任し、2019年3月末まではこれまで通りの活動を続けつつ、4月以降の活動のあり方を検討していきます。また減災・多文化共生・雇用・教育など個別のテーマに詳しい識者や実務家などの方々を「協力者」として連携を深め、共同での講演・啓発活動を推進していきます。

<研究会メンバー>

  • 吉開章(よしかい あきら) 株式会社電通、研究会代表代行・事務局長
  • 青木優(あおき ゆう) 株式会社MATCHA
  • 横尾嘉信(よこお よしのぶ) 株式会社 横尾嘉信事務所

協賛:ヒューマンアカデミー株式会社
事務局運営:株式会社電通
協力:株式会社MATCHA

研究会発足発表日:2016年8月18日

最新更新日:2018年10月1日

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