世界には日本語を学んでいる人が、想像以上にたくさんいます。
彼らは日本に来て、日本人と日本語で話しをしたいと思っています。
また、日本に住み、日本語を学んで働く外国人も、増えています。
彼らの子供たちも、日本の学校で、日本語で授業を受けます。
つまり、これからの日本は、
様々な人が、様々な日本語を話す社会になるということです。
外国人にとって、日本語は母語ではありません。
日本人が、なかなか完璧に英語を話せないように、
外国人の日本語も、間違っていたり、幼稚に聞こえたりするでしょう。
大事なことは、そのような人たちが話す様々な日本語を、
寛容な気持ちで受け止めること。
そして、私たちも、必要なときには、
やさしい日本語で話すことです。
でも、日本語のどこが難しいか、私たちは気づきにくいものです。
やさしい日本語を話すのは、かんたんなことではありません。
誰もが、あらためて、やさしい日本語を学ぶ必要があります。
これからの日本は、様々な文化を持つ人たちと、
やさしい日本語で理解し合う社会になるでしょう。
やさしい日本語ツーリズム研究会は、
やさしい日本語の啓発・普及活動を通じて、
多文化共生社会づくりに貢献していきます。
やさしい日本語ツーリズム研究会
代表 吉開 章
