「やさしい日本語」を一般市民にも広げ、外国人との交流を後押しするには「笑い」が一番。「やさしい日本語落語」は、当研究会発足に際し、以前から親しくさせていただいた桂かい枝師匠に話を持ちかけ、10月8日に柳川の地で初めて実現しました。
やさしい日本語ツーリズム研究会 Posts
「恋人がいますか?」「何歳ですか?」、こんなことを初対面やまだ会って間もない人に聞かれたらあまりいい気はしませんよね。
でも、みなさんは外国人との初対面で、こういった質問をされたり、あるいは自分から質問したりしたことはないでしょうか。また、たとえ聞かれても日本人に聞かれるよりも嫌な感じにはならなかったという経験はないでしょうか。
Comments closed2016年3月の言語文化教育研究学会での書籍直販会で、くろしお出版の「外国語教育は英語だけでいいのか~グローバル社会は多言語だ!~」という書籍が目に留まり、4月発売のところ先行予約して早々に入手しました。
Comments closed国際交流基金がASEAN諸国に日本人の日本語教師アシスタントを派遣し、現地の日本語教師とともに中高校生に日本語を教え、交流をはかる「日本語パートナーズ」は、2020年までに3000人の日本人を送り込むという大きな事業です。
Comments closed私の勤務している日本語学校でスピーチコンテストがあり、1レベルから8レベルまで、総勢17名12カ国の学生が日本語でスピーチをしました。スイス人留学生のカルメン・ミュラーさんは日本で感じた「寂しさ」について発表していました。
3年前の9月8日、イスタンブールをやぶり東京に2020年オリンピックが決定した時、このような個人的な書き込みをしていたと、Facebookが伝えてくれました。
Comments closedアラビア語は日本語・中国語・韓国語と並び、英語話者が学ぶのに最も難しい言語の1つとされています。ではアラビア文字は何文字あるか、みなさんご存知でしょうか。
日本語教師養成講座の教育実習での経験を紹介したいと思います。ある実習クラスで、最後の実習授業の企画として「やさしい日本語」劇をすることに決めました。「花咲か爺さん」の内容を、実習生がすべて「やさしい日本語」に書き換えて、外国人学習者に演じてもらう企画です。
Comments closed「客をもてなす」、とは一体どういうことでしょうか?
暑い夏なら冷たいおしぼりを出したり、冷たいお茶を出したあと、今度は少しぬるめのお茶を出したりするのもおもてなしの一つでしょう。また、非常に丁寧な敬語を使ったり、枕の上に千羽鶴を一つ置いておくなんていうのもおもてなしと言えるかもしれません。
しかし、ここでは「なに」をするかというよりも、「いつ」するかという点で考えてみましょう。
7月に温泉旅館に行ってきました!
温泉に浸かりながら、目の前の柱に書かれた「高目」の文字を見て、なんだろう、目盛り?高い?うーん、そんなに水かさ高いかな…?と半分のぼせながらボーッと考えていました。
Comments closedはじめまして。日本語教師をしています。まだ4年目ですが、養成講座を受講しているころから、ずっと「やさしい日本語」に興味を持っていました。
これまで何度か「やさしい日本語」に関連する講座に足を運び、そこで「やさしい日本語」の研究に携わる大学の先生方とお話しをする機会がありました。
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大変詳しく書いていただいています。 下のリンクをクリックして記事全体をごらんください。
やさしい日本語 心も通う 台湾客におもてなし 柳川市 [福岡県]
(西日本新聞2016年8月27日夕刊)
Comments closedこのプロジェクトにおいては、「日本語教育=外国人に日本語を教えること」について、ほとんど関心がありません。では、なぜ日本語教育関係者がこのプロジェクトを始めたのでしょうか。 それは「日本語教師」という職業の幅を広げるためでもあるからです。
Comments closedイギリスやアメリカのような、英語を母語とする国々は別にして、なぜ世界中の人々は英語を勉強しているのでしょうか。
それは、「勉強しなければ、話せないから」と言えるかもしれません。
Comments closed訪日外国人観光客向けWebマガジン”MATCHA”は、多言語対応の中に「やさしい日本語」を位置付け、海外の日本語学習者に向けた情報発信を2年前から続けており、「日本語ツーリズム」の先駆け的存在と言えます。
Comments closed外国人観光客に「やさしい日本語」を使う日本人のおもてなしの心は、ことば以外にも見られます。
その一つが、外国人観光客が多く訪れる旅館の「布団」です。
本日柳川総合保健福祉センター「水の郷」で、戎義俊(えびす よしとし)台北駐福岡経済文化弁事処長ほか台湾関係者・留学生の方もお呼びして、やさしい日本語ツーリズムコンソーシアムのキックオフミーティングが行われました。
Comments closedおそらく日本初の調査。現在日本語を学習している台湾人(18-64歳男女)のは175万人〜240万人、従来統計の10倍以上という結果が出ました。
Comments closedはい、その通りです。「やさしい日本語」は日本人同士で使うにはきわめて不自然な話し方です。しかし、そんな表現はいくらでもあります。
Comments closed読者の方から、
この活動は、日本人は英語が下手だから、下手な英語で対応するよりも「やさしい日本語」で対応するということですか?
という質問がありました。
Comments closed本当に偶然ではありますが、本研究会の立ち上げの翌日に、岩波新書から一橋大学庵功雄教授がお書きになった「やさしい日本語–多文化共生社会へ」が発売されました。私も早速書店で購入しました。
Comments closedこの質問も、とても多く聞かれます。
日本語を勉強している人になら、普通の日本語で話せばいいんじゃないの?
この質問には、こう聞き返してみたいです。
Comments closed(当HPに寄せられたご意見を紹介します。)
この研究会の対象となっている外国人の方からの声に近いと思うエピソードをご報告します。
私が通っている英会話の講師の先生のエピソードなのですが、サンドイッチチェーン店で注文するときに英語で注文した同僚は丁寧に対応され、片言の日本語でトライしたその先生はあまりいい対応をされなかったということがあったそうです。
Comments closed「やさしい日本語」は、阪神淡路大震災の経験をもとに、弘前大学佐藤教授が減災の観点から研究を始めたのが最初といわれています。2016年4月の熊本地震でも「やさしい日本語」が活躍しています。以下のnaverまとめは、被災地で役立っている「やさしい日本語」の記事を集めています。
Comments closedNHKは、主に日本在住外国人のため分かりやすい言葉で伝えるニュースサイト「NEWS WEB EASY」を開設しています。
Comments closedすでに全国で多くの外国人住民が日本人と一緒に地域で暮らしています。減災のような人命の懸かった事態以外にも、平時の外国人住民への行政サービス提供や地域住民との関係構築で、言語問題は大きな存在です。
Comments closed「やさしい日本語」は日本語・日本語教育における大きな領域です。現在の「やさしい日本語」という考え方を最初に提唱したのは、弘前大学人文社会言語学研究室の佐藤和之教授だと言われています。
Comments closed柳川市の許可を得て、同市が2016年1月に実施した台湾人学習者調査を紹介します。台湾人向けFacebook上の日本語学習支援グループと、個人旅行愛好家グループを対象にアンケートを実施したところ、台湾人日本語学習者の訪日回数は、10回以上の人が21%と最大ボリュームだという結果が出ています。
わかりやすい日本語で、来日する外国人観光客をもてなそう。この実践のためには、日本語のネイティブ・スピーカーが普段用いる日本語をやさしく直す必要があります。そして、その技法を最も持ち合わせているのが、日本語学習者と日々、教室で接している日本語の教員であることは間違いありません。
Comments closed外国人観光客には、やさしい日本語で対応する。誰でも気づきそうで(あるいは気づいていて)、でも実際に行なうのはちょっと勇気がいる試みを柳川市が本格的に取り組み、国から1500万円もの交付金を得ました。まずは、この動向を注視なさってください。そしてやれそうだ、と思ったら地域の同業の方や行政を巻き込んで、できる範囲でぜひ実践したり、交付金・補助金の申請をしてみてください。
Comments closed当研究会は福岡県柳川市および台湾関係者の協力を得て、外国人観光客に対する「やさしい日本語」を用いる提案活動を展開いたします。新聞社、出版社、テレビ局・ラジオ局などマスメディアの皆様には取材・報道を賜れば幸いです。メディアの取材は広報の核心ですので、そのための協力は惜しみません。
Comments closedやさしい日本語ツーリズムの核心は、外国人観光客に対しては、わかりやすい日本語を使ってコミュニケーションを図ろうとするものです。わかりやすい日本語とは、外国人の観点から理解しやすく、使いやすい日本語のことです。日本語を不自然に簡約化したり、また幼児相手に子どもっぽくしたりするものではありません。
Comments closedインバウンドのツーリズムによる産業振興は、多くの地域で関心を呼んでおります。観光学が主唱するように、観光業は平和産業であり、多くの人びとが他国を訪れ、その土地の食事や風景を楽しみ、さらに異文化への理解を深めることができます。産業の活性化と平和な地域づくりをめざす官公署や地域行政にとって重要な関心事であることは、言うまでもありません。
Comments closed本研究会は、6人のメンバー以外に外部のサポーターの協力も得て、「やさしい日本語ツーリズム」提言を推進していきます。写真は日本語教師の方々で、本Facebookページでも署名入りで情報を発信していただきます。
Comments closed世界には日本語を学んでいる人が想像以上にたくさんいます。
彼らは日本に来て、日本人と日本語で話したがっています。
特に日本語学習者が多いアジアからは、たくさんの観光客が何度も日本を訪れています。
そんな彼らが日本語で話しかけて来たら、
「やさしい日本語」で堂々とおもてなししましょう。
英語でなくて、いいんです。