柳川やさしい日本語リーダー養成講座は大好評でした。
12月5日に全三回を終了した柳川「やさしい日本語リーダー講座」ですが、２回以上参加した67名に修了証が発行されました。47名から回収したアンケートを集計したところ、46名、98%から肯定的な評価をいただき、さらには「実践できそうだと思った」が40%、「日本語に関して意識を変えることができた」が38%と、研修の狙い通りに伝わっていることも注目されます。
この研修直後の12月8~10日に台湾人を招いての観光実証実験では、研修を受けた高橋商店（「ゆずすこ」で有名）の店員さんが、「包装する」という言葉を、
「明日も、あさっても食べられるようにします」
と言い換えていました。
私たちは包装する行為や紙・ラップなどを注目しますが、この店員さんはそのお土産を作っている立場から、商品を食べてもらうことを中心に発想しています。辞書的な言い換えとしては間違っていますが、一番大事なことを伝えていることには間違いありません。ご本人はすっと出た言葉なのでしょうが、私にはとても深い言葉に聞こえました。
講座を運営していただいたヒューマンアカデミー福岡校、および会場・留学生のご協力を賜った柳川高等学校の皆様に心より御礼を申し上げます。
（吉開 章）
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