やさ日ライブ
やさしい日本語や周辺領域に詳しい方々を招いての1時間トーク番組です。下線のあるタイトルをクリックすると再生されます。
第37回 堀清和さん(一般社団法人PORO代表)
テーマ:『障害者・高齢者・病気の人たちと、やさしい日本語』
やさ日ライブ第37回は、2022年3月に『SDGsの推進・合理的配慮提供のための「やさしい日本語」』(晃洋書房)を27名の共著で出版された堀清和さんをお招きし、外国人に限らないやさしい日本語の広がりについてお話を伺います。副題は「教育・福祉・就労の場で活用できる実践的コミュニケーション」であり主に支援に関わる人向けの内容になっていますが、日本社会全体・健常者一般が様々なコミュニケーション特性のある方々のことを知っておくべきでもあり、もっと大きなやさしい日本語の流れに位置付けていく可能性について議論します。
第36回 NPO法人Adovo(技能実習問題などに取り組む 高校生団体)のみなさん
テーマ:『高校生団体が考える、働く外国人のための社会課題』
やさ日ライブ第36回は、高校生によって設立された特定非営利活動法人Adovoの水田知希さんと小橋理央さんをお招きし、日本で働く外国人サポートや啓発活動について紹介してもらいます。
Adovoは2020 年 12 月高校生によって設立され、2021 年 6 月に はNPO 法人化しています。「日本についての講習会」「日本語教室」「啓発活動」を軸に、様々な面から日本で働く外国人への支援を行っています。日本の将来を左右する多文化共生社会づくりについて、同じ世代の若者がどのように考えているのか、今の大人が作ってきた社会をどう思っているのかなど、生の意見をお聞きします。
AdovoWebサイト https://adovo.or.jp/
第35回 野田純生さん(アルファサード株式会社代表取締役)
テーマ:やさしい日本語によるバリアフリーシステムの実践「やさ日ウォッチ」
やさ日ライブ第35回は、第14回ゲストだったアルファサード株式会社野田純生さんをお招きし、AI、ソフトウェア、プログラムによる「やさしい日本語」への取組みについてお聞きします。メディア「やさ日ウォッチ」の管理システムに秘められた仕組みや、国産CMSの代表製品であるPowerCMSにビルトインされる「ふりがな付きやさしい日本語字幕をビデオに挿入する機能」など、前回からさらにバージョンアップした情報をご紹介いただきます。
やさにちウォッチ https://watch.tsutaeru.cloud/
第34回 木島照夫さん(難聴児支援教材研究会代表)
テーマ:『江副式教授法はろう学校でどのように実践されたか』
やさ日ライブ第34回は、長く東京のろう学校でろう教育に携わり、退職後も難聴児支援教材研究会の代表として、ろう・難聴児教育に尽力されている木島照夫さんをお迎えし、日本語教育の手法の一つである「江副式」のろう教育現場での実践を紹介いただき、今後の日本語教育とろう教育の連携の可能性について対談します。「江副式」は新宿日本語学校校長の江副隆秀さんが開発し、木島さん他ろう教育関係者が注目したことで、一時期熱心に研究されました。本内容は3月5日の言語文化教育研究学会(ALCE)のフォーラムの一般公開・詳細版となります。4万人ともいわれる国内日本語教師が、ろう児のために何ができるか、一緒に考えてましょう。(ビデオ中では字幕を付けたと言っていますが、Facebook Liveの仕様で字幕がでないことが本番中にわかりました。誠に申し訳ありません。)
難聴児支援教材研究会 http://nanchosien.com/
第33回 斎藤敬太さん(津田塾大学講師)
やさ日ライブ第33回は、第25回ゲストだった津田塾大学非常勤講師の斎藤敬太さんをお迎えし、3月4日発売『言語景観から考える日本の言語環境―方言・多言語・日本語教育―』を通して言語景観の魅力についてお話しいただきます。前回は東北地方中心のお話でしたが、今回は東北地方はもちろん、ブラジル人集住地域や観光と言語景観の関わりなど盛り沢山です。今回も笑えます!
『言語景観から考える日本の言語環境』(春風社)
第32回 若林秀樹さん(宇都宮大学特任准教授)
テーマ:E-Traノートで学校業務の提携業務を軽減
久々のやさ日ライブ第32回は、中学校英語教員時代に外国人生徒の日本語サポートに関わり、現在宇都宮大学外国人の子どもの研究をしている若林秀樹客員准教授にお越しいただき、外国人保護者との連絡業務を軽減する多言語連絡帳「E-TRAノート」の開発経緯と機能を紹介していただきます。2/1のNHKシブ5時でE-TRAノートの特集が全国放送されました。E-TRAノートは第一回多言語翻訳試作品コンテストで最高賞の総務大臣賞を受賞しています。
E-TRAノートhttps://e-tra.jp/
第31回 アン・クレシーニさん(北九州市立大学准教授)
テーマ:『入門・やさしい日本語』を教科書としたコミュニケーション授業実践
やさ日ライブ第31回は、第1回ゲストだった北九州市立大学准教授アン・クレシーニさんにお越しいただき、福岡の宗像看護専門学校の英語の授業で、『入門・やさしい日本語』を教科書として活用した授業実践についてお話しいただきます。アンちゃん先生はやさしい日本語と英語教育の接点を早くから見出し、安河内哲也先生を紹介いただくなどいろいろ協力していただいています。
第30回 安河内哲也さん(東進ハイスクール英語科講師)
テーマ:超有名英語講師が「やさしい日本語」を知るとどうなる?
やさ日ライブ第30回は、スペシャルゲストとして東進ハイスクールの超有名英語講師安河内哲也さんをお迎えして、語学学習とやさしい日本語についていろいろ対談します。安河内さんはやさ日ライブ第一回ゲストである北九州私立大学准教授アン・クレシーニさんとクラブハウスで知り合い、アンちゃんの強力なやさ日推しで私と接点をいただくことになりました。7月に実施した八千代市睦中学での「やさしい日本語でAI翻訳活用」の授業にもゲスト参加いただきました。もう今からライブ当日が楽しみで仕方がありません!安河内さんも私も福岡出身なので、途中で方言にシフトしてもご容赦ください。
第29回 浅輪旬さん(順天中学高等学校)田中玲子さん(麻布教育研究所)
テーマ:中学全校生徒向け「やさしい日本語でAI翻訳活動」特別授業
やさ日ライブ第29回は、2021年7月13日に八千代市睦中学校の全校生徒向け特別授業「やさしい日本語でAI翻訳活用」で教案作成・進行をしていただいた順天中学・高等学校英語科教諭の浅輪旬さんと、当研究会代表を睦中学に紹介していただいた麻布教育研究所事務局の田中玲子さんをお招きし、特別授業の内容や生徒さんの反応などについてお話しします。1年生から3年生が一緒の班となり、協力しながら、難しい日本語の表現をどう工夫すればいい翻訳結果が出るか、それをどう確かめたらいいかを学びました。
第28回 宮本勇樹さん(ベトナムLACO労働協力有限会社)
テーマ:技能実習制度について
やさ日ライブ第28回は、ベトナムの技能実習生の送り出し機関LACO労働協力有限会社(LACOLI)で、日本語教師として日本語を教えながら、日本への送り出し業務に従事している宮本勇樹さんをお迎えし、ベトナムで行われている教育などに加え、技能実習制度などについていろいろご意見を聞きます。宮本さんはJP-MIRAI(責任ある外国人受け入れプラットフォーム)で、「ベトナムの送り出し機関の現状と手数料問題」という講演をしています。
第27回 吉川健一さん(株式会社BRICK’s 代表取締役社長)
テーマ:電話通訳サービスについて
やさ日ライブ第27回は、24時間の電話通訳事業を手掛ける株式会社BRICK’sの代表取締役社長 吉川健一さんです。電話通訳は、「やさしい日本語」であっても担いきれない命や人権にかかわることを、相手の母語で保障する多言語対応の切り札とも言えるサービスです。また、BRICK’sは当研究会の活動に以前から注目し、現在協賛社となってくださっています。電話通訳事業の社会的役割やご苦労に加え、これからの多文化共生社会づくりにおける多言語対応のあり方について、吉川さんよりお話を伺います。
第26回 藤岡郁弥さん(ルーテル学院大学 全盲の視覚障害者)
テーマ:視覚障害者サポートアプリBe My Eyesについて
やさ日ライブ第26回は、ルーテル学院大学総合人間学部3年生で、全盲の視覚障害者である藤岡郁弥さんをお迎えし、視覚障害者とITを活用した情報保障、特にBe My Eyesという視覚障碍者サポートアプリについてお話を聞きます。Be My Eyesは私もボランティアで参加しており、日本でも広めようと一緒にユーザーグループを作ろうと計画しています。藤岡さんは私の故郷柳川の盲学校に通っているときに、私の母が点字のサポートをしていたという縁でつながりました。視覚障害の方と本格的にお付き合いするのは初めてですが、ぜひ大きく羽ばたいてほしいと思っています。
Be My Eyes https://www.bemyeyes.com/language/japanese
第25回 斎藤敬太さん(津田塾大学)
テーマ:方言と外国人に関わる話
やさ日ライブ第25回は、社会言語学者で津田塾大学非常勤講師の斎藤敬太さんをお迎えし、方言と外国人にかかわるお話を伺います。ブラジル人の集住地域ではどのような言語が使われているか、また東北地域で外国人が方言をどのように理解しているかなど、興味深い研究をしている若手研究者の方です。結構笑える話も多いと思います。ご期待ください!
東北地方の外国人住民のための「くらしの方言集」http://saitokeita.web.fc2.com/hougenshu/
第24回 フランポネさん(+藤田ゆみさん)
テーマ:「漫才で覚える日本語」
やさ日ライブ第24回は、吉本興業所属漫才師「フランポネ」の島岡学さんと仲間の藤田ゆみさんをお迎えし、国際風漫才師として「漫才で覚える日本語」など、日本語教育周りでの活動などをインタビューします。当研究会の講演のゲストにも数度ご出演いただいています。
【授業動画】
・「漫才で覚える日本語」 3分のダイジェスト動画 動画はこちら:http://urx.space/BgRw
・「漫才で覚える日本語」 教室版90分の授業動画 動画はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=x84Yde84Y9k
・「漫才で覚える日本語」 ZOOM版90分の授業動画 動画はこちら:https://youtu.be/QQB_8IyNNCQ
【連絡先】授業に興味ある方はメールでお問合せ下さい。
mail: manabu_shimaoka@hotmail.com
Twitter: (日本語で) https://twitter.com/Manu035459786
Twitter: (en français) https://twitter.com/Scillachan
Facebook (en français): www.facebook.com/franponaisNSC24/
mail: manabu_shimaoka@hotmail.com
第23回 松川希実さん(朝日新聞withnews記者)
テーマ:朝日新聞withnewsでのやさしい日本語の取り組み
やさ日ライブ第23回は、朝日新聞記者の松川希実さんをお迎えし、朝日新聞「withnews」で展開しているやさしい日本語の特集についてお伺いします。withnewsは読者の「気になる」を一緒に解決するメディアサイトとして朝日新聞が2014年に立ち上げました。やさしい日本語での記事配信は2019年8月から開始し、全国紙のやさしい日本語への取り組みとしては先駆的なものとなっています。https://withnews.jp/articles/series/60/1
第22回 村瀬佐保さん(高知新聞記者)
テーマ:高知新聞でのやさしい日本語の取り組み
やさ日ライブ第22回は、高知県の県紙高知新聞記者の 村瀬 佐保 (Saho Murase) さんをお迎えし、関心領域である多文化共生ややさしい日本語についての取り組みについてお聞きします。村瀬さんは、取材だけでなく、高知新聞ウェブサイト上でやさしい日本語での記事配信も実践しています。https://www.kochinews.co.jp/special/s_social_post/s_yasashii
第21回 やさ日ライブ・アンコール! 井上泰弘さん(大阪外食産業協会常任委員)
テーマ:外食産業としての外国人雇用促進と適正化
第21回やさ日ライブは、前回大好評だった大阪外食産業協会常任役員の井上泰弘さんとのライブのアンコールです!前回同様外食産業として外国人の雇用の促進と適正化のための取り組みについてお話を伺います。特に行政にどのように働きかけたかという、見えにくい部分にも光を当てます。また今回はチャットでの質問に答える時間も20〜30分ほど用意する予定です。前回のライブを(もう一度)ご覧になってからの方が楽しめると思います!
前回のライブの様子https://www.facebook.com/yasashii.nihongo.tourism/videos/11976550327623
第20回 井上泰弘さん(大阪外食産業協会常任委員)
テーマ:外食産業としての外国人雇用促進と適正化
第20回やさ日ライブは、関西で大阪王将のフランチャイズを手がける(株)ヒロフードサービスの代表取締役であり、大阪外食産業協会常任役員の井上泰弘さんをお迎えし、外食産業として外国人の雇用の促進と適正化のための取り組みについてお話を伺います。日本語教育およびやさしい日本語にも早くに注目され、外国人スタッフと日本人スタッフのコミュニケーションについて造詣が深い経営者です。その超パワフルな人柄と語り口にもご注目ください。
ヒロフードサービスの紹介(2020年、外国人スタッフが登場します)
https://youtu.be/rLOe78ZJiUc
やさしい日本語、外食産業でのこころみ始まる。(2017年、やさしい日本語ツーリズム研究会制作)
https://www.youtube.com/watch?v=zyCn0hEkCKg
第19回 大須賀信さん(秋田犬ツーリズム事務局長)
テーマ:観光DMOとやさしい日本語の関係
テーマ:高齢者と日本語学習者をつなぐサービス「Sail」第19回やさ日ライブは、秋田県大館市を中心とした観光DMO「秋田犬ツーリズム」事務局長の大須賀信(おおすか・しん)さんです。大須賀さんは外資系航空会社勤務から秋田県の観光DMOの事務局長に転身し、さらに日本語教師の資格も取得し東北各地でやさしい日本語の講演を精力的に行っています。観光とやさしい日本語を結びつけ、教室外の活動を中心としているあたり、当研究会としても大変共感するところです。ライブではコロナ禍でも打ち出している様々な新機軸に加え、なぜ日本語教育・やさしい日本語に注目したのかなどを伺います。
秋田犬ツーリズム
第18回 後藤学さん(株式会社Helte 代表取締役)
テーマ:高齢者と日本語学習者をつなぐサービス「Sail」
第18回やさ日ライブは、日本の高齢者と海外の日本語学習者をオンラインでつなぐサービス「SAIL」を提供している株式会社HELTEの後藤学社長をお招きし、SAIL事業の詳細とビジネスモデル、着想から起業にいたるまでの経緯、今後の展望などを伺いします。特に日本語教師でなくても高齢者が参加できるSAILは、学習者に合わせて言葉を調整する「やさしい日本語」との親和性もあると思われます。新型コロナで高齢者もビデオ通話が浸透している状況下での、SAILとやさしい日本語の未来について対談します。
参考:
【異国の人との25分間】NHK放送 日本語で世界をひろげるアプリhttps://youtu.be/GYwkmochZiI
(株)Helteが東京大学 高齢社会総合研究機構とWith/Afterコロナにおける「Sail」を活用したシニア層の新たなコミュニケーションツール開発とコミュニティ形成に関する共同研究を開始。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000057665.html
第17回 日本語パートナーズ タイ6期のみなさん
テーマ:日本語パートナーズの経験がくれたこと
やさ日ライブ第17回は、国際交流基金が2014年から2020年まで実施している「日本語パートナーズ」事業のタイ6期として、2018年5月から2019年3月まで派遣された内川美和子さん、迫真琴さん、中村加奈子さんをお迎えし、日本語を通じたタイの中学生・高校生たちとの交流の体験について伺います。
「日本語パートナーズ」は、アジアの中学・高校などの日本語教師や生徒のパートナーとして、授業のアシスタントや、日本文化の紹介をする人材を派遣する事業です。必ずしも日本語教育の専門家でなくてもいいのですが、生徒たちと日本語で話をするスキルはやさしい日本語にもつながるものであり、帰国後も多文化共生人材として期待されています。
“日本語パートナーズ”派遣事業(国際交流基金アジアセンター)
https://jfac.jp/partners/
https://www.facebook.com/jfnihongopartners/
第16回 田村 拓さん(EDAS代表)
テーマ:「来た時よりも、もっと日本語を好きに。」EDASの活動について
やさ日ライブ第16回は、EDAS理事長の 田村 拓 (Taku Tamura) さんをお招きし、日本人と外国人が共に暮らし働く社会づくりを通じて、日本ファンをつくる活動についてお話を伺います。
EDASは「来た時よりも、もっと日本を好きに。」をスローガンに、外国人と日本人の双方がお互いを理解し合い好きになる社会づくりを目指す団体です。
https://edas.global/
EDASは、仕事や留学のために日本に来ている外国人にフォーカスし、政策についてのリサーチや企業向けコンサルティングなどを行っています。定期的に「外国人政策勉強会」を開催しており、第21回勉強会では当研究会代表を講師に招いていただきました。
https://www.facebook.com/iminseisaku/
第15回 オカ・ヒデキさん(放送作家)
テーマ:震災復興を伝え続けるラジオ番組「LOVE & HOPE」
やさ日ライブ第15回は、ラジオなどで活躍中の放送作家オカ・ヒデキさんをお迎えし、ラジオとやさしい日本語についてお話ししていただきます。
オカさんは、2011年東日本大震災直後から全国FMネットワークで放送されていた「LOVE & HOPE ヒューマン・ケア・プロジェクト」を手掛け、2020年3月に終了するまでの約9年間、被災地の情報を伝えながら地域活性と防災減災について啓発に取り組んできました。やさしい日本語にも関心を持ち、私もBayFMやTOKYO FMに出演機会をちょうだいしました。東日本大震災発生から7年となる2018年3月11日にはTOKYO FMサンデースペシャルで「やさしい日本語」の1時間番組の企画を実現しています。
LOVE & HOPEヒューマン・ケア・プロジェクト
https://www.tfm.co.jp/lh/
第14回 野田純生さん(アルファサード株式会社代表取締役社長)
テーマ:やさしい日本語翻訳を自動化する「伝えるウェブ」
やさ日ライブ第14回は、ウェブサイトのコンテンツマネジメントシステム「PowerCMS」シリーズで有名なアルファサード株式会社の野田純生代表取締役社長をお招きし、日本語からやさしい日本語へのAI翻訳システム「伝えるウェブ」など、やさしい日本語への取り組みについてお話を伺います。
伝えるウェブ
https://tsutaeru.cloud/
「伝えるウェブ」をつかった「やさしい日本語化エンジンと多言語音声翻訳を組み合わせた「やさしい日本語化支援アプリ」」は、多言語音声翻訳コンテストの試作品 (PoC) コンテストで総務大臣賞 (最優秀賞) を受賞しています。
https://alfasado.net/news/202003181518.html
第13回 萩元直樹さん(ソーシャルエデュケーター、元小平市職員)
テーマ:「社会教育」としてのやさしい日本語
やさ日ライブ第13回は、元小平市職員で、東京都出向時に多言語対応協議会を担当した 萩元 直樹 (Naoki Hagimoto) さんをお招きし、やさしい日本語×音声多言語翻訳に注目した活動、および「社会教育」としてのやさしい日本語についてお聞きします。
萩元さんは、東京都出向時にリオのパラリンピックを視察した際、音声多言語翻訳アプリのVoiceTraをやさしい日本語で話せば現地でかなり実用的だったことに気がつき、オリパラに向けた多言語対応協議会でやさしい日本語を対応言語の一つとして位置付けることに尽力されました。その後やさしい日本語と音声多言語翻訳で先駆的な取り組みをし、総務省のやさしい日本語への取り組みにも大きな影響を与えました。
当研究会とのお付き合いも長く、以下のコラムでも萩元さんを紹介しています。
http://www.nihongoplat.org/…/%e3%82%84…/
第12回 野澤和弘さん(一般社団法人スローコミュニケーション代表)
テーマ:知的障害者向けニュース「スローコミュニケーション」
やさ日ライブ第12回は、一般社団法人スローコミュニケーション代表の野澤和弘さんをお迎えし、知的障害者向けの情報発信やコミュニケーションのあり方を通じて、「コミュニケーション力がある・ない」で分断されている社会の問題についてお話を伺います。
野澤さん自身が知的障害者の息子さんを持ち、毎日新聞社記者であるころから、知的障害者のための新聞「ステージ」発行など、障害者の社会参加や就労のため、自己選択・自己決定可能な情報の保障を促進する活動に取り組んでいます。2016年に一般社団法人スローコミュニケーションを立ち上げ、2020年には同名の書籍「スローコミュニケーション」を上梓されています。
一般社団法人スローコミュニケーション
https://slow-communication.jp/
野澤さんの著書「スローコミュニケーション」の紹介
https://www.facebook.com/yasashii.nihongo.tourism/posts/3215422
第11回 オチャンテ・ロサさん(桃山学院教育大学准教授)、船見和秀さん(フリーランス日本語教師・伊賀日本語の会)
テーマ:三重県での外国人向け日本語サポート
第11回やさ日ライブは、日系ペルー人4世で現在桃山学院教育大学の准教授を務めるオチャンテ・ロサさんと、ロサさんの来日当時から日本語サポートにかかわった伊賀日本語の会の船見和秀さんをお招きし、日本語ゼロから大学教員にまでなった歩みと、オチャンテさんの専門であるニューカマー児童教育に関するお話を伺います。船見さんはヒューマンアカデミーやさしい日本語指導者養成講座の講師もつとめ、三重県・滋賀県を中心に、多数のやさしい日本語講演・ワークショップ実績のある方です。
オチャンテ ロサさん (桃山学院教育大学)
https://www.andrew-edu.ac.jp/human/professor/07.html
船見和秀さん (チームやさしい日本語)
https://www.teamyasashiinihongo.com/
第10回 地球っ子グループ(埼玉) 髙栁なな枝さん、井上くみ子さん、芳賀洋子さん
第10回やさしい日本語ライブは、さいたま市で多文化の親子と共に活動している地球っ子グループの髙栁なな枝さん、井上くみ子さん、芳賀洋子さんをお招きします。
テーマ:埼玉での多文化親子の子育てサポート
地球っ子グループは、「同じって嬉しい!違うって楽しい!」を合言葉に、外国にルーツを持つ親子がその多様性を活かして日本社会で活躍できることを目標に、3つの教室を運営しています。また教室活動だけではなく、多言語おはなし会や料理教室など、外国出身者の活躍の機会を作って地域社会に発信し続けています。
今日は、活動内容や、多文化の子どもの成長、親子関係など、生活者として暮らす外国出身者と日本人の関係について話を伺います。
第9回 フィリピノナガイサ(浜松) 中村グレイスさん、半場和美さん
テーマ:浜松でのフィリピン人コミュニティ支援
やさ日ライブ第9回は、浜松市にある特定非営利活動法人フィリピノナガイサの中村グレイス代表理事と半場和美事務局長をお招きします。
フィリピノナガイサは、日系ブラジル人・ペルー人の多い浜松市において、フィリピン人女性が中心となって1994年に立ち上げた団体であり、四半世紀の歴史があります。同郷の仲間の生活支援や日本語学習支援、フィリピン人の子どもの学習支援などを行っています。
中村さん、半場さんには、フィリピン人の抱える生活や子育て・学校の悩みに加えて、昨今取り組んでいるやさしい日本語についてもお話を伺います。
フィリピノナガイサ ウェブサイト
http://filipinonagkaisa.org/
第8回 西日本新聞デスク・記者 福間慎一さん(やさしい西日本新聞)
テーマ:西日本新聞のやさしい日本語の取り組み
やさ日ライブ第8回は、九州福岡を地元とする西日本新聞クロスメディア部報道部デスク/記者の福間慎一さんをお迎えし、外国人住民にも知ってほしい記事をやさしい日本語に翻訳して配信する「やさしい西日本新聞」の取り組みについてお話しいただきます。
福間さんは1年半以上、自らやさしい日本語への翻訳に取り組んでおり、日本で一番やさしい日本語に詳しい新聞記者のお一人です。
「やさしい西日本新聞」
https://www.nishinippon.co.jp/theme/easy_japanese/
第7回 ヒューマンライブラリーNagasaki 実行委員会代表 宮崎聖乃さん
テーマ:マイノリティの声に耳を傾ける「ヒューマンライブラリー」
やさ日ライブ第7回は、人間を「本」に見立てて、参加者である「読者」と一対一または少人数で対話をする「ヒューマンライブラリー」に注目し、長崎で7年以上取り組んでいるヒューマンライブラリーNagasaki代表の宮崎聖乃(きよの)さんをゲストにお迎えします。
ヒューマンライブラリーはハンディキャップを持つ人、性的少数者、外国人労働者、不登校経験者などさまざまな経験を持つ人、さまざまな価値観を持って生きる人が参加者と同じテーブルに着き、対話を通して相互理解を深め取り組みです。今回は義足生活をテーマとした「本」役として長く参加しているハマダマリコさんにも参加いただき、本としてのお話を伺います。
ヒューマンライブラリーNagasaki
https://www.facebook.com/hlnagasaki/
第6回 明治大学国際日本学部山脇啓造ゼミのみなさん
テーマ:やさしい日本語にとりくんだ大学ゼミ活動
第6回やさ日ライブは、明治大学国際日本学部山脇啓造ゼミのOB・ゼミ生をお呼びし、多文化共生についてどのようなことを学び、またここ数年ゼミとしても取り組んでいるやさしい日本語ではどのような活動をしているのかインタビューします。
ゲスト
島村幹人さん(8期生)OB
中村洋介さん(9期生)OB
安田優希さん(10期生)現役ゼミ生
やさしい日本語(by山脇ゼミ)
https://www.facebook.com/meiji.yamawakiseminar.yasanichi/
第5回 儀間由里香さん(ながさき愛の映画祭実行委員会代表)、坂本朋恵さん(文織工房)
テーマ:ながさき愛の映画祭が取り組む多様性理解
やさ日ライブ、第5回は「ながさき・愛の映画祭」を運営する儀間由里香さんと、坂本朋恵さんをお招きし、映画祭におけるユニバーサルデザインなコミュニケーションについてインタビューします。※今回は映画祭で導入しているUDトーク(音声情報の文字化アプリ)とZoom(インターネット会議システム)を併用しながらの放送を予定しています。
ゲストプロフィール
■儀間由里香(ぎま・ゆりか) ながさき・愛の映画祭代表
1989年沖縄県出身。現在長崎県在住。介護福祉士として働く傍ら、「ながさき・愛の映画祭:代表」「Take it!虹:代表」「みんなで暮らす凸凹ひろば:共同代表」として活動している。
自分自身や社会の中で想定されている“みんな”とは誰かを問い直しながら、本当の意味で「みんなが安心して暮らせるまちづくり」を推進するためにユニバーサルデザインな映画祭を開催し、みんなにとって安心できる、でも少し居心地の悪い空間を目指し試行錯誤している。
■坂本朋恵(さかもと・ともえ) 音声認識字幕サポート文織工房
長崎県島原市在住
2015年要約筆記者養成講座受講。その後、音声認識アプリUDトークによる字幕サポートに完全移行して活動中。
第4回 成田潤也さん(小学校外国語教育研究者)
テーマ:AI翻訳を取り入れた小学校での外国語教育について
やさ日ライブ、第4回は、小学校外国語教育研究者の成田潤也さんをお招きし、機械翻訳を使った小学校での外国語学習の試み、そしてやさしい日本語との親和性についてインタビューします。
ゲストプロフィール
成田潤也(なりた・じゅんや) 小学校外国語教育研究者
公立小学校教諭として15年勤務。2019年に横浜国立大学大学院を修了。小学校教育に研究の軸足を置き、機械翻訳時代における小学校外国語教育と、その充実に向けた教員支援の在り方について研究・発信している。共著に、『先生のための小学校英語の知恵袋 ―現場の「?」に困らないために』(酒井志延・編著、くろしお出版)、『ワクワクする小学校英語授業の作り方』(酒井志延・編著、大修館書店)、『外国語活動とつながるローマ字練習帳』(正進社、2020)がある。
昨年の学会での発表の様子です。
https://www.facebook.com/junya.narita.98/videos/1839180649521720/
第3回 坂本久海子さん(NPO法人愛伝舎理事長)
テーマ:三重県での多文化共生活動
やさ日ライブ3回目は、三重県で多文化共生に取り組むNPO法人愛伝舎理事長の坂本久海子さんです。数年前のひょんなご縁から、やさしい日本語でやれること、そしてやさしい日本語や英語で対応してはいけないことなど、地域に根差した視点からいろいろ学ばせていただきました。
坂本久海子さんプロフィール
NPO法人愛伝舎理事長。静岡県熱海市出身。明治学院大学社会学部卒業。1993年ー98年にブラジル滞在。帰国後2002年より、三重県鈴鹿市の小学校で国際教室の講師として、日系人の子供たちの教育に携わる。2007年発足の超党派での「三重多文化共生を考える議員の会」の結成に関わり、地元の政治家への働きかけも行っている。
第2回 桂かい枝さん(落語家)
テーマ:やさしい日本語落語
やさ日ライブ、2回目は英語落語で有名な 桂かい枝 師匠をお招きして、海外での英語落語のこぼれ話に加え、柳川市で初めて公演した「やさしい日本語落語」についてもお聞きします。
かい枝師匠のいる大阪と東京をZoomでつなぎ、それを本ページの中でFacebook Live放送します。
やさしい日本語落語普及委員会
https://yasashii-nihongo-rakugo.jp/
第1回 アン・クレシーニさん(北九州市立大学准教授)
テーマ:「アンちゃんからみた日本」
記念すべき第一回やさ日ライブは、「アンちゃん」ことアン・クレシーニ( Anne Larson Crescini )先生(北九州市立大学准教授)をお招きして、先生がこよなく愛する和製英語のことや、日本人と外国人のコミュニケーションについてのことなどを1時間生対談します。アンちゃんのいる福岡と東京をZoomでつなぎ、それを本ページの中でFacebook Live放送します。
ブログ「アンちゃんから見るニッポン」
https://ameblo.jp/annechan521/