初の「やさしい日本語」X「多言語音声翻訳」セミナー実施

2020年10月20日、小平市主催で「やさしい日本語×多言語音声翻訳で小平から始めるおもてなし」と題したセミナーが開催され、国産多言語音声翻訳ツール「VoiceTra」開発元の国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)と一緒に講演しました。

小平市民の方々を中心に30名以上の方が集まり、近隣の留学生の方々7名と一緒にVoiceTraを使いながらコミュニケーションの練習をしました。市民の方は「やさしい日本語」の基本である「はっきり」「最後まで」「短く」話す話し方を実践すると、驚くべくほど正確に翻訳された結果に驚いていました。。

それだけでなく、ベトナムや中国・台湾・マレーシアからの方々も自国の言語がかなり正確翻訳されることに驚き、スマホ1台で有効にコミュニケーションがとれる便利さに感心していました。

NICT制作「VoiceTraの使い方」を見ると、VoiceTraを活用する上で「やさしい日本語」の考え方がいかに大事かがわかります。また、ちょっとした操作のコツややり取りの進め方などが、スムースなコミュニケーションに結びつきます。

VoiceTraは災害時や緊急時にも、上手に使えばとても役に立ちます。今日のセミナーで熱心に使っていらっしゃる小平市民を見ていると、一種の防災訓練にもなっていたのではないかと感じました。

「やさしい日本語」と多言語音声翻訳は大変相性がいいことを、本日小平市民の方は知りました。この動きがぜひ全国にも広がって欲しいと思います。

昨年に続き私をキャスティングしていただいた小平市役所の萩元様、心より感謝いたします。

講演のご依頼はこちらからどうぞ。



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